インフラエンジニアがAIの普及による影響を受けない理由3選!

インフラエンジニア

こんにちは。べっちです。

本記事では、インフラエンジニアがAIの普及による影響を受けない理由3選を解説したいと思います。

昨今の生成AIの普及により正確性や論理性、迅速性を求める仕事が奪われつつある、そんなことを考えたことはないでしょうか。

この話題はエンジニア業界でも波紋が広がっている状況ですが、

結論からお話しますとインフラエンジニアにおいては生成AIの普及により、ますます需要が高まっている、と考えています。

その理由について現役のエンジニア目線で解説したいと思います。

そもそもインフラエンジニアとは分からない方はこちらをどうぞ。
現役エンジニアが簡単解説!インフラエンジニアの仕事内容とは?

【理由①】インフラアーキテクチャなどの設計の代替えは不可能

まず生成AIといえど、その精度についてはまだ完璧ではないことがあります。

どういうことかというと、例えば以下のように質問者が答えが一つしかないことをAIに質問するとします。

すると生成AIは機械的に学習した内容やアルゴリズムによって回答を生成します。

質問者
質問者

1+1=の答えは何?

AI
AI

1+1=3です。

この質問は極端な例ですが、質問者も回答の間違いに気が付きますよね。

しかしながら、気が付く場合もあれば気が付かない場合もあります。

インフラエンジニアが気が付かないままビジネスシーンにAIの回答を活用した場合、かなり影響が大きい自体を引き起こします。

なので間違えてはいけない設計などの重要な場面では、結局人の手の介入が不可欠なのです。

間違えた情報をAIが回答する現象をハルシネーションと呼びます。

【理由②】インフラのIaC普及による影響

クラウドにおいてはTeraForm、CloudFormationなどのインフラをコードで管理するIaCを取り入れている現場が増えてきています。

それに伴い、コーディングやコードのレビューなどの作業が当然にあります。

まだまだ人員不足なインフラエンジニアにおいては、流行りの技術に人員の数が追いついていなく親和性が高い生成AIを活用しながらコーディングを行うことになっていきます。

それに生成AIを活用したアプリやサービスもどんどん導入されていくことにより、インフラを構築する案件が増えるためンフラエンジニアの需要が爆上がりするのです。

IaCはリソースの迅速なデプロイや、統制された管理が実現できます!

【理由③】生成AIサービスの登場によるインフラ人員の不足

先ほども述べた生成AIを活用したアプリもそうですが、クラウドでは生成AIを活用したAmazon Bedrockや、Amazon Qなどのサービスが登場してきています。

これらのサービスを扱うエンジニアも必要になるため、さらにインフラエンジニアの需要が伸びて行きます。

便利になる反面、導入やメンテナンスに掛けるリソースも割いていかなければなりません。

さらに、生成AIで特に気をつけていかなければならない要素はセキュリティ面です。

便利な分、お粗末な扱いをしていると情報漏洩などのインシデントに繋がりかねません。

インフラエンジニアはインシデントにならないように、予防と発見のシステム化を行っていきます。

そういった意味でも、インフラエンジニアの人員は不足しており需要が高い職業と言えます。

ユニークな情報を含めて生成AIに質問しないように心がけましょう。

まとめ(インフラエンジニアがAIの普及による影響を受けない理由3選!)

いかがでしたでしょうか。

本記事では、インフラエンジニアがAIの普及による影響を受けない理由3選!について解説しました。

理由についてまとめますと以下です。

  • 【理由①】インフラアーキテクチャなどの設計の代替えは不可能
  • 【理由②】インフラのIaC普及による影響
  • 【理由③】生成AIサービスの登場によるインフラ人員の不足

目まぐるしくアップデートされていくインフラエンジニアの業界では、技術の革新=人手不足と解釈しても良いかもしれません。

以上、インフラエンジニアがAIの普及による影響を受けない理由3選!でした。

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